謎のブログ

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氷室冴子さん死去

 いつも通り某巨大匿名掲示板を閲覧していたら、四季・宝塚も含めた色んなつぶやきを書き込む板で小説家氷室冴子さんの訃報を知った。

 ネットで確認を取ったら本当だった。

http://www.asahi.com/obituaries/update/0606/TKY200806060232.html?ref=rss

少女小説」と言われるジャンルの通り、少女と呼ばれる時期を過ぎてから手にすることがなかったし、それ程熱心な読者でもなかった。

 けれど、私が少女小説を手にした一番初めの小説が、中学だったか高校だったかの図書室にあった氷室さんの「シンデレラ迷宮」だった。大泣きして感動し、次の日から図書室にあった氷室さんの著作を次から次へと手に取っていた。

 学校の図書室に蔵書してある本の数なんてたかが知れている。氷室さんの作品もそれ程沢山は置いていなかった。けれど、それをきっかけに「コバルト文庫」と言うものに目を向け、読むようになった。

 氷室冴子の「ざ・ちぇんじ」「なんて素敵にジャパネスク」、久美沙織の「丘の家のミッキー」、田中芳樹の「銀河英雄伝説

 これらの作品は、夢中になって読んだ学生時代の思い出の作品。中でも格別のもの、私の心の中に深く根ざした核となる作品だ。(小野不由美作品はその後からのせいか、核とまではいかない)

 ジャパネスクも銀金も途中で読まなくなっちゃったし、長らく氷室冴子作品を読んでいなかったのに、訃報をきいて涙が溢れた。涙が溢れて改めて先生の作品が自分にとって大切な物だったのだと思い知った。

 

 訃報を知って、Wikipediaで改めて調べてみると、漫画「ライジング!」の原作を書くために宝塚に住んで1年近く若手生徒のファンクラブに入ってたらしい。

 友人に熱烈に勧められて読んでいるので、氷室先生が宝塚に住んで取材していたのは知っていたが、まさか会に入っていたとは・・・。

 娘役ではスターになれない事は、宝塚ファンであれば一時は疑問に思う人は疑問に思うだろう。「ライジング!」を読んだとき、氷室先生と宝塚の話をしてみたいと思ったことを思い出す。私も中には娘役が主人公の舞台があってもいいじゃないかと思ったことがあったからだ。

 

 銀金(銀の海銀の大地)は未完のままだそうだ。

 90年代後半から作品が発表されていなかったのは、闘病のためだったのだろうか。未完のままで放置するとは思えない。私の勝手な予測だが。

 

 51歳

 

 早すぎる死と言っていいだろう。

 万感の思いを込めて

 ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。