謎のブログ

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素粒子が宇宙誕生の謎を解く

 ノーベル賞の物理学賞を日本人が3名受賞したと言うことで、ワイドショーなどを賑やかせてますね。物理学賞を受賞できる定員が3名で、その3つの席を日本人が独占したという快挙。

 んで、まあ、当然のように「どんな論文で受賞したの?」という話になるわけで・・・。そして、各局色々説明をしているのですが、コメンテーターやアナウンサーの中には

「それが我々の生活にどう繋がるんですか?」

 というトンチンカンなことを仰る方もおられまして。

 いやね、科学って別に人間の生活を便利にするためだけに存在するワケじゃないから。なーんの役にも立たない場合だってあるんだよね。

 言うなれば、「惑星がどうして光って私たちに見えるの?」という疑問の答えを研究したところで腹の足しには成らない様なもんでして。

 もちろん、生活を便利にする画期的な発明の基礎となる理論もありますけど、科学っちゅうもんは基本的に人類の探求心を満たす夢なわけです。

 だもんで、ノーベル賞物の研究なんて理解できるわけでもないので、オイラ達門外漢は「宇宙の始まりを説明できる理論が認められたんだな」と思うぐらいでいいんじゃないでしょうかね。

 

 しかし、理論は紙と鉛筆と頭脳があれば出来る学問ですが、それが「正解」と分かるまでには実験などで証明されなくてはいけないのが歯がゆいところでしょうね。

 報道で初めて知りましたが、南部氏なんて素粒子理論の分野では偉大な功績があって「いつ受賞するんだ」状態だったそうで。小林氏、益川氏両氏の小林益川理論は1973年に発表されているので、受賞まで約35年かかってるという・・・。

 小林益川理論の「素粒子は6種類ある」という予言は、当時は3種類しか確認されておらず、1995年に残りの3種類が見つかったので、実に22年経ってから正解だとわかったわけですよ。

 なんか気の遠くなるような話ですよね。南部氏に至っては1961年に論文が発表されているので47年後の受賞・・・。気が遠くなってぶっ倒れそうなぐらいの年月が経ってます。

 それぐらい、基礎理論って認められるまでに時間がかかるんでしょうね。もちろん、実験ですぐに証明できるものは早くに認められるのでしょうけどね。

 素粒子実験にはメチャメチャ大掛かりな装置が必要で、この分野は2002年にノーベル賞を受賞した小柴昌俊氏の分野だったりします(ただし、証明したものは「(素粒子のひとつである)ニュートリノには重さがある」というもので今回の理論とはちょっと違う)。

 今回受賞した3名が理論屋ならば、小柴氏は実験屋なんですね。

 小柴氏の実験観測装置(カミオンデ)以外の方法もあり、今回の理論を証明した実験装置は加速器と呼ばれる装置です。小林氏が現在籍を置く研究所(高エネルギー加速器研究機構)はその装置を使った実験を行っているところです。

 

 それにしても、益川先生ってお茶目ですね~~(笑)

 「万歳なんてやらないよ」なんて言ってみたり、素粒子理論を研究しているのに英語嫌いで海外旅行に行ったことがないとか、ちょっとビックリです。素粒子理論系の人ってアメリカに留学したりする印象があるんですけどね~。実際、南部先生はアメリカに行ってアメリカ国籍を取っているみたいだし。

 まあ、海外の論文だって読まなきゃいけないし、全く出来ないワケじゃないんでしょうけどねw

 ノーベル賞って英語で演説しなきゃいけないんじゃなかったっけ!?

 英語苦手者として益川先生のご健闘をお祈りいたします。