謎のブログ

謎の生物(゚Д゚)@謎が書く謎のブログ。気の向くまま風の向くまま。

智の流出

 ノーベル化学賞をまたまた日本人科学者が受賞することが決まったとかで、報道関係が株の大暴落と共にお祭り状態ですな。

 えーっと、下村脩氏の研究はじぇんじぇん分かりませんw

 素粒子は中学生の時にアインシュタインとか宇宙とかにかぶれてたときにちょっと囓ったし、大学でも若干やったかなぁ?という感じなので薄ぼんやりと外観は分かるんですけどね。

 下村氏の研究は医学分野生物学分野に有用な発見だそうな。でも、これも1960年代に発見してるのを今、受賞してるのだから何ともかんとも。遺伝子分野だから研究に有用だってなったのが最近なんですかね?生物学は完全に門外漢なのでわかりませんが(一応ザッと調べてもわからんかった)。

 

 で、これで今年のノーベル賞受賞者が4人になったわけですが、うち二人がアメリカ在住なんですよね。

 お国は「理系離れ」を憂いてますけど、この事実をどう捉えるのでしょうか。

 日本の環境では研究しずらい、先がない、ってことじゃないですかね。

 結局ね、日本という国は理系にとって住づらい国なんじゃないですかね。

 自分も理系だった端くれですが、理系って就職先が少ないように思いましたね。私が理系職種以外の仕事を選んだ理由のひとつもそこにあります。(まあ、私の場合は自分の脳味噌の限界で研究とかそっち方面に行けなかっただけという話もあるw)

 しかも、どこの大学でも博士号まで取っちゃった人は更に就職先がないんですよ。

 研究費もアメリカなんかに比べたら十分にないみたいだしね。妹が「益川さん、なんで京都産業大学なん!?」と驚いていましたが、日本は私立の方が実験機材や費用が国公立より多いし、大学の知名度アップのためにお金積んだんじゃないですかね。でも悲しいかな、受験戦争のせいかなんなのか、頭のいい人は国公立に行っちゃうんだな。私立が馬鹿とは言わないが、頭脳と設備・環境がアンバランスなのは否めないと思う。

 だってさー、私が卒業した大学に3000万円だかする研究機材があって、国立大学の研究者とかが借りに来るぐらいだったけど、ウチの大学でなんかすごい研究してるって話は聞かなかったぞいw

 

 就職先がない。

 十分な研究環境がない。

 加えて日本は科学者がエライという風潮が薄い。お金儲けの出来る職業の人がエライのだ。

 そんな状況で、理系学問に子供達が夢を見られますか?夢見ても成長するにつれて実情が分かってくると大学入試辺りで志望を変えるんじゃないですか?

 本気で研究したい若者はアメリカへ行っちゃうと。

 予備校で数学を教えてくれた講師はアメリカで研究していて、自分の研究(数列の研究)を話してくれたときのキラキラした目が忘れられない。アメリカに戻るの嬉しそうだったな。

 頑張って子供達の目を科学に向けても、夢の持てる未来を用意しないと、結局は離れるか、アメリカなどの海外へ取られちゃうだけだね。

 

 オイラ馬鹿だけど、科学は今でも好きですよ。

 だからすっげー、ノーベル賞受賞者が4人も日本人だって事がうれしい。

 だからとっても、4名中2名の智が海外に流れていることが悲しい。

 

 いつか、「○○分野の最先端は日本だ!」と海外から研究者が流入するような時代が来るといいなぁ。